雑談 あおり運転の罰則強化について思うこと

先日、あおり運転の罰則が強化された。あおり運転に該当する項目は、一つ一つは従来から違反行為に該当するものだ。ただ、罰則がそれほど強くなかったというだけだ。
あおり運転の行為そのものは従来から違反に該当するものだったので、罰則が強化されたことによる効果がどれほどあるか、疑問を持っている。違反行為を行うのは、その行為がどのような結果を引き起こす可能性があるのか、その想像ができていないのだから。事故に発展した場合、最悪の場合は自分の命をも危険にさらす行為であるはずなのに、そこに想像が及んでいないのだ。
この考えは、雑談 飲酒運転について思うこと雑談 交通事故の厳罰化を望むという意見について思うことで書いてきたことにも通じる。

 

罰則を強化したことで犯罪を踏みとどまることが出来るのは、得られる利益と罰則の重さとを冷静に比較判断できる場合だけだろう。ところが、あおり運転の場合は頭に血が上っているような状態であろうと推測できるし、踏みとどまることが出来るかどうかを考えると、難しい気がしている。
違反は交通事故に繋がるものであり、自分の命すら危険にさらすものであるという意識に変わっていかねばならないだろう。意識を変えていかねばならないのだが、どのような方策があるのか、これが非常に難しい。私自身、今のところ「これだ」というアイデアはない。