雑談 最初に触れた情報を疑いもなく信じる人たち

最初に入ってきた情報を、何の疑いもなく受け入れる人たちがいる。このことが不思議に感じる。


特に不思議なのが、最初に触れた情報には根拠を求めず、それを否定する情報には根拠を求めることだ。否定する情報に触れた際、最初に触れた情報にも疑問を持ち、どちらの情報にも根拠を求めるのであれば理解できる。しかし、最初に触れた情報が正しいものとして頭に刷り込まれ、根拠らしい根拠が無かったとしても簡単に覆ることはない。


例えば、マスク問題。最初にマスクの効果が大きいという情報に触れてしまったため、未だにマスクが何よりも大事だと考えている人がすごく多い。

海外ではマスクの効果が大きくないとする動きも徐々に出始めているが、日本ではまだまだという感じだ。マスクの効果を疑問視するものとして、色んな施策を取っている国や地域の統計を比較しているものがある。それらの統計は根拠として信用されず、マスクの効果が大きいという言葉は根拠もなく信用されている。


マスクのことは単なる例であり、流れている情報に対して何の疑問も持たない人が多すぎる。恐ろしい。


勿論、些末な情報まで含めて根拠を探していては大変だろう。しかし、影響度の大きいものは根拠を求めるべきではないだろうか。少なくとも、否定する情報に触れたときには、いろんな角度から根拠を調べて判断するように意識してほしいものだ。