雑談 選挙で投票したい候補者がいない場合にどうすればいいのか

以前、雑談 選挙で自分の一票は無駄だと考えてはいけないという記事を書いた。投票したくても、選挙の候補者の中に支持したい人がいない、そんなケースはいくらでもある。それどころか、投票したいと思えるほどの候補者なんて、レアケースだと断言してもいいくらいだ。
しかしそれでも、出来るだけ投票はするようにしている。


私が投票したい人がいない場合、投票基準としては主に2パターンある。
まず、どの候補者が当選しても状況が良くなりそうな気はしないが、まだ少しでもましだと思える人に投票するパターン。
候補者Aの公約のうち、10%は同意できるが、20%は自分と真逆の考え方で、70%はどちらとも言えない。候補者Bの公約は、20%が同意できるが、30%は自分と真逆の考え方で、50%はどちらとも言えない。
このような場合、同意できる公約を重視するか、自分とは真逆の考え方を重視するか、それはケースバイケースとなる。多くの場合、自分とは真逆の考え方を重視し、その候補者を除外することになる。


次に、当選しないであろう泡沫候補者に投票するパターン。どの候補者にも投票したくないが、誰が当選する可能性が高いのか事前にある程度予測できる場合に、このような投票をすることがある。
例えば、次のようなケースだ。候補者A・B・Cの3人が立候補していて、Aが当選する可能性が高く、Bも可能性としては排除できないが、余程のことがない限りCが当選する可能性は考えられない。いわゆる、候補者Cは泡沫候補者と呼ばれる存在だ。
このようなケースの場合、候補者Cに投票することも多い。どうせ当選しないのだから棄権や白票と同じではないか、そのように見えるかもしれない。しかし、棄権や白票という消極的な方法ではなく、当選した人の公約を支持していないことを積極的に意思表示したいのだ。


とは言いながら、公約で判断できないことも事実なので、有権者としては困ってしまうものだ。過去、公約を実現しないどころか、公約とは真逆の行動をとる政治家もいたのだから。公約を実現しようとしたけれど実現できないのは仕方ないけれど、さすがに真逆の行動をとることは禁止できないものだろうか。