雑談 海外の情報を得る際に「気を付けよう」と再認識したこと

海外の情報を得るのに、海外の人が発信した情報を日本国内の人が要約しているものを参照することもあるが、海外のSNS等を自分自身で直接確認することもある。日本国内の人が要約しているものにおいて、大元の情報源を明記しているものと、そうでないものもある。
できるだけ大元の情報を参照するようにし、複数の情報ソースを見るようにすべきだと、改めて感じることがあった。


海外のSNSを見ていて、「日本でCovid-19の感染状況が改善したのはイベルメクチンを使ったからだ」とのものがあった。この情報を見たとき、勘違いをしているようだと感じた。
確かに、東京医師会の会長が「海外での実績も踏まえてイベルメクチンを使用すべき」との論調で話をしたようだ。先の投稿者は、この会長の発言から誤解が生じ、すでに一般使用されていてその効果が表れていると投稿したのだろう。しかし、現実にはまだ日本国内でイベルメクチンが一般使用されているとは聞かない。


日本国内にいる人であれば「イベルメクチンの効果だ」とは言わないであろう。海外の方にとって日本の情報を取るのは難しいし、日本国内の情報をきちんと追いかけている人でなければ、誤解をしたままSNSへの投稿をすることも十分にあり得るだろう。
同様に、私達が海外の情報を得るには、能動的に取りに行かねばならないことを再認識した。少しでも正しい情報を得るためには、複数の情報ソースに触れることも必要だろう。