雑談 アメリカでの新型コロナの新規感染者数(7日平均値)が4万人を下回った

8月19日に雑談 アメリカでの新型コロナの新規感染者数(7日平均値)が5万人を下回ったという記事を書いた。約3週間で 1万人ほど減少したことになる。傾向としては悪くないと思う。
ちなみに、4万人を超えたのが 6月30日である。その後 7月23日頃にピークを迎え、9月7日頃に4万人を下回ったことになる。
約25日間で増加したものが、約45日間で元の数値まで減少したと言える。増加のほうが減少の傾きよりも大きかったようだ。


なお、死亡者数についても 8月1日にピークを迎えてから減少傾向が続いている。こちらも傾向としては悪くないと思う。
以前の記事でも書いたとおり、グラフ上では死亡者数を10倍で表示しているが、これは数値そのものよりも増減の傾きを分かりやすくしたかったためである。

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4月頃と 7月頃の数値を見ると、傾向が違っているように感じられる。4月頃と比較すると、7月頃は感染者数が 2倍以上、死亡者数は半分程度であった。
原因を推測するならば、可能性として以下のようなものが考えられる。

  • 感染者を判定する基準が変わった。あるいは、検査をする対象が変わった。
  • ウイルスの致死性が弱くなった。
  • 医療体制が整ってきた。あるいは、治療方法の知見が蓄積されてきた。
  • 重症化しにくい感染者が増えてきただけであって、高齢者など重症化しやすい人たちを感染から防ぐようにしている。

上記は単なる推測であるが、いずれにせよ、何らかの要因はあるのだろう。


気になっている次の指標としては、4月のピークである約3万1千人を下回るのがいつなのかということ。少し気が早いけれど、このまま減少傾向が続いてくれることを信じている。