雑談 ヨーロッパでの新型コロナ第2波のグラフ その2

10日ほど前に雑談 ヨーロッパでの新型コロナ第2波のグラフという記事を書いた。
イギリスでは感染者増加の傾きが少し緩やかになり始めたと感じられるので、グラフを載せておきたい。ピークが近いのかも知れない。前回と同じ、スウェーデン・フランス・イギリス・ドイツを載せておく。

 

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フランスでは 11月8日の数値が極端に大きかったため、鋭角なグラフとなっており、今の時点で傾向を判断することは少し難しい。もしかしたらピークを迎えた可能性も考えられるが、もう少し様子を見たい。
また、ここではグラフを載せていないが、スペインでも減少傾向が数日間続いており、ピークを迎えた(あるいはピークが近い)ことを期待できる。ただし、スペインでは土・日には数値が集計されないようなので、こちらももう少し様子を見てみたい。とは言え、グラフは 7日間平均値で描かれているため、土・日に集計されないことによる影響は小さいと思われる。
スウェーデンのグラフが他の国と比べて少し異なるように見えることにも触れておきたい。新規感染者数は増えているのに、死亡者数は増えていない。他国では、死亡者数も(第1波と比べると圧倒的に少ないものの)増加傾向にあるが、スウェーデンでは増えていない。

 
ヨーロッパでの感染者数が増えてきていると騒がれているので、ヨーロッパとアジアの交わるところ、トルコの状況が気になった。グラフを描いてみた。

f:id:lonesometak:20201112191232p:plainまさか、ここまできれいにヨーロッパとアジアとの状況が異なるとは思っていなかった。
なお、トルコの隣であるギリシャはヨーロッパの国々とほぼ同様のグラフとなっている。ギリシャが他国と異なるのは、第1波の数値が少ないこと。これは、検査数によるものだろうと推測している。