日本の労働環境 銀行での払込みで無駄だなぁと思ったこと

無駄な仕事を続ける日本企業って、すごく多いと思う。

例を挙げよう。
とある料金の支払いで、支払先が発行した払込み用紙を銀行に持って行った。当然、支払先や金額の情報は書いてあるものだ。しかし、その銀行所定の用紙に書き直さなければならなかった。銀行所定の様式でなければならない、という内部ルールはあるのだろうけれど、そのルールがなぜ存在するのか、見直すことが出来ないことが問題だ。
所定の用紙に書き直すとか、なんと手間のかかることか。当然、元々の払込み用紙と、銀行所定の用紙に書いた内容と、銀行の担当者もチェックを行う。コンビニで支払えば、所定の用紙に書き直すような無駄はないのに。
銀行の係員の動きを見ていても、本当にここまでやらなければいけないのか、と思えるほど複数人によるチェックを経由しないと完了しないように感じる。銀行で働いている人たち自身は、どうにかしようと考えないのだろうか。無駄に思える仕事でも、仕事がなくなったら困る、と考えている人もいるんだろうなあ。
銀行以外でも支払えるものは、銀行で支払うのはやめようと思った。銀行内部の手間も問題だけれど、利用する客側の手間が増えるのはもっと問題だ。利用者を減らすだけだ。
と、ここまで書いて考えた。そのような、手間のかかる客を減らすことが目的だったのかもしれない。窓口も減らし、店舗も減らし、スリム化を図っていくための布石なのか。銀行にとっては、売りたい商品を買ってくれる、あるいは、高額の預金をしている人さえいればいいんだから。

まあ、無駄な仕事という点では、民間企業よりも、役所関係の方がひどいのだろうけれど。